やや赤みをおびた土にたっぷりと掛けられた長石釉の光沢と、全体に細かく入ったカンニュウにより、獅子の形や表情に迫力が出ています。香合の合せの目印として松葉が鉄釉で描かれています。また、意図的に鬣に掛けられた思われる銅緑釉は、流れずに留まっていることから、桃山時代の陶工の技量の高さが窺えます。まさにこの香合こそ、桃山時代の武家茶道に相応しい品と言えるでしょう。古志野 獅子 香合¥150,000価格消費税込み | 30,000円以上の購入で配送料が無料。様式無しサイズ幅5.8cm、奥行4.8cm、高さ7.8cm年代桃山時代(1568-1600)状態無キズ付属物合せ箱(当店誂え)備考カンニュウは、時代の証明とお考えください。数量*カートに追加する